2016年9月20日火曜日

曲のdigにVineを使うという話

こんばんは、DJ KASHIWAGIです!
今日は久しぶりに時間に余裕のある平日ということで前々から記事にしたいなーって思う事を書いて行きたいと思います。
そういえば今回の台風、皆さんは大丈夫でしたか?


■Vineはきっかけ作り
んで、今日はタイトルにもある通り曲のdigにVineを使う話なんですけど、それをする際に個人的に魅力的だと思ってる部分を列挙してみると

・6秒という時間制限
・フリーDL、頒布問わず情報を得られる

の2点が主にメリットとして挙げられるんじゃないかなーと思います。
まず6秒の時間制限ってとこですが、字面だけだとかなり窮屈なイメージだと思うんですけど、その制限があるから曲の1番オイしいとこだけがピックアップされてるので、例えばMP3で曲を売ってるサイトとか、Soundcloudでアーティストが予め用意してる試聴なんかで"聞きたいのはそこじゃない"みたいな事や、聞きたい部分までシークを弄る煩わしさが一切ない=大幅な時間短縮に繋がるって感じです。一つのジャンルに絞って聞くのならともかく、多様なジャンルを手軽に掘りたいなんて時はかなり効果があるんじゃないかなと。

次にフリーDL、頒布を問わず情報を得られるという部分なんですけど、特にフリーDLの曲をdigるのにメリットがあって、大体そういう曲ってアーティスト本人がやってるSNSやらに張り付いて情報をチェックしておく必要があると思うんですけど、よほど時間があるならともかく仕事しながらそれをピンポイントで拾うとかだとフォローしきれない部分がありますよね。一方で曲を使うまでに費用がかからないので動画作成者にとっては重宝されてる傾向があって、良いバランスで需要供給が成り立ってて(あくまで今までの個人的経験によるものですけど)これもまたdigる煩わしさの軽減になってるんじゃないかなーと。

それから頒布についてですけど、これに関しては動画作成者が自身の動画に使ってるのはもちろん、レーベルなりアーティストなりがオフィシャルでプロモーションをVine用に作ってたりもして意外と目に留まる機会が多いので(最近よく見かけるのはMonstercatのプロモーション)、チェックしきれてない部分の補完になったりします。

それと曲名なんかは大体タイトルに書かれてますし、書かれてなくても他のユーザーが"この曲何?"みたいな質問をしてて、それに対して動画の作成者ないしは曲を知ってるまた別のユーザーから"○○だよ"っていうレスポンスがある(無い場合もありますけど)ので、曲名とか詳細が分からなくてやきもきするなんてことは滅多に無いのも強みです。


・・・とまぁここまで書いておいて言いたい事を一言を表せば"digる時の煩わしさが減る"の1点に尽きる訳ですが、例えば同じ1時間与えられたとして聞ける数の絶対数は多ければ多いほどそれだけ当たりというか自分が欲しい・聞きたいと思える曲を引き当てる可能性が高まる訳で、煩わしさが減るとか時間短縮に繋がるのは大きなメリットであると自分は考えています。そういう意味でVineを活用するのはアリなんじゃないかなと。

ただ、このやり方のデメリットがあるとすればdigり方を分かってるジャンルをdigりたいとなるとこの方法は(情報量がどうしても限定的になるので)逆に煩わしくなる点でしょうか。以上のことから、本格的にdigるには向いてないけどdigり方が分からなくてでも曲を掘ってみようってなった場合のきっかけ作りに多いに役立ってくれるものだと思っています。


今回は自分がVineを使って曲をdigる話だったんですが、例えば俺はShazam一択!って言う人もいれば、めんどくさくても砂漠の砂の中からピンポイントに掘り出すのが好きと言う人もいると思います。僕自身はやり方は十人十色、自分の好みで好きなようにやればいいと思ってるんで、この記事を読んで"ふーん"くらいに思っていただいても結構ですし、じゃあちょっと参考にしてみようか、ってところから実践していただくのも好きなようにやってもらえればと思います。ただ、こうやって書いたのでこれを読んでいただいた方に何らかの参考になるのであれば嬉しいですね。

また機会があれば自分のdigり方をもうちょい詳しく書いたりなんか出来るといいですね。ってことで今回はこの辺で〜


■ちなみに
曲のdigにVineを使うようになってから、いわゆるクソVineのdig力がめちゃくちゃ高くなりました(笑

2016年9月12日月曜日

楽しい2週連続DJでした

最低週1、を目標に掲げて初投稿したものの速攻で出来なかったことで自らのスケジュール管理のダメさ加減を改めて思い知らされました、
KASHIWAGIです。ごめんなさい。。。

忘れないうちに8/27の名古屋、そして9/3のハウス侍を振り返ってみようと思います!


■ReDZoNe
この日は土曜を強制的に休むがために仕事を日を跨いで終わらせるという強硬手段に及んだりして万全の体制で臨んだつもりなのですが、出る前にあれやこれややりながらウダウダしてたらお昼を回って結局現地に着いたのは夕方。。。しかも仕事の疲れが溜まってたのか小休止のつもりで立ち寄ったコーヒーショップでガチ寝をかまして会場に着いたのが20時半頃ともう本当にどうしようもない立ち回りで関係者各位にはご迷惑をおかけしました。
前飲み凄く参加したかったです。。。

その後は出演者の方々と挨拶したり自身の音出しの確認とかをやってたわけなんですが、何度か会場でお会いしたものの話す機会がなかなかなかったm1dyさんと挨拶する機会になって、m1dyさんが名前を知っていてくれていたのがすごく恐縮でした。twitterでチラッと書いたんですけど、当日もなかなか話せる機会が無かったので今度こそはお酒飲みながらゆっくり話せる機会があるといいなぁなんて思いました。

それからオープンしてすごい感慨深いと思ったのは名古屋のDJって凄い良い意味でごた混ぜなんですよね、ドラムンのDJですって紹介を受けてた人がブレイクコア使っちゃう当たりは凄くシビれました。youtubeの試聴が無かったのでbeatportの直リンですけど、Underhill / Civil Lies (Bong-Ra Remix)をぶっ込んでくるのはなかなか。

あと一番面白かったのはm1dyさんのLIVEの時で、ちょうど自分は外のフードを食べようとしてたときだったんですけどまさかの停電。。。
圧倒的物量のキックでSTREETのブレーカーを落として優勝!と思いました(笑

で自分の出番に関してなんですけど、今回のメンツに合わせつつも自分の色を出していこうというコンセプトでDubstep→UK HARDCOREの流れでやって色々課題の残る結果に。。。ミスがどうたらこうたらみたいな話は置いといて、あの日来ていたお客さんの耳の良さには感服するところで、すごくレベルが高かったです。精進します。でもそれでも褒めていただける所もあったりですごく感謝しています。

遊びに行ったの自体はつい最近だったわけですが、いざ出番で赴くとなると見方も結構変わるもんで、とはいえあの楽しい空間に自分も微力ながら協力出来ていたのであれば幸いだと思いました。次の開催で一旦最後と言うのが実に惜しいパーティだと思っているのですが、次回は日本全国から選りすぐりのアーティストが一同に会するということもあって今からかなり期待の持てる感じです!自分も可能な限り遊びに行こうと思ってます◎

それから初めて自分を見てくれた人、いつも見てくれる人、むっちゃ久しぶりに会えた人、色んな人と交流を持てた楽しい時間でした。また名古屋でDJできる機会があることをむっちゃ楽しみにしてます、頑張ります!


■激!7人のハウス侍
まず最初にこのパーティの謎設定が面白くて俺もこういう紹介されてみたい!って思いがあったのと、元々自分の音楽のルーツにハウスがあってそれでDJしてみたいってのがあってcoolsurfさんに割と強めにアタックをかけ続けて実現した訳ですが、開催に当たって設定されたのが

嘉永六年、浦賀に来航したハードコア海軍は幕府に対し開国を要求。

まさかのペリーポジションでした(笑
鎖国=ハウスなら開国=それ以外っていう超都合主義的ポジティブシンキングでやろうって思ってたのですが、キチンとハウスのパーティの体は守ろうとベースラインハウスからスタート。ハウス以外は本当に最後あたりにだけかけておしまい、ってことにしたかったんですけど
これとか、


これとかかけてる内にどんどん(自分が)楽しくなっちゃってかなり早めの段階からEDM Bounceをかける愚策に走って出てきたのはテキーラ。。。

そこからはもうイケイケドンドンの状態で全くスクラッチに適さないロータリーミキサーでスクラッチかまして針を折ったり最後ベロベロになってBPM150の曲で〆たり今思い返すだけで死にたくなる愚行だったと思いますが、寛容な目で見守って頂いてくれたのは本当に感謝の極みです。ありがとうございました。。。

その後案の定酔いつぶれて終電で帰れるパーティのはずが朝日が昇ってしばらくしてから会場を後にする等、会場のオオノ屋さんからも大変なご厚意を頂けて感謝以外の何者でもありません、また全然関係の無い時にお茶漬け食べに行きたいと思います。

で、しれっと書いたんですけどこのパーティの一番の特色というか今までの現場で経験した事無い経験で、ミキサーが普段のフェーダーのミキサーじゃなくてロータリーミキサーでした。これが一番自分にやらせたらどうなるのかなってすごい不安だったんですけど、全然なんて事無かったと言うか触ってみて超楽しい!みたいな触り心地だったりしてすごい貴重な経験になりました。ぶっちゃけこっちの方が肌に合ってると思えるくらいに楽しかったです(笑

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そんな感じで、色々勉強させてもらえた2週間でした。普段居る環境でもそうじゃない環境でも毎回新しい発見や経験をさせてもらえるからDJやってて楽しいと思えるし、これを糧に次見たときはまた違ったプレイができるんだと思います。次回出演予定は11月とちょっと先になってますが、そこで見たときは前見たときよりもきっと違ったDJ KASHIWAGIが居る、そんなプレイを目指してとりあえず充電期間を過ごして行きたいと思います。

改めて、この2パーティの出演にあたってご協力頂いた関係者各位、また当日遊びにきてくれた方々には本当に感謝しています、ありがとうございました!